インファンティーノ会長の年俸は約1億6000万円、FIFAが発表
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【9月1日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は31日、ジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長の2016年の給与が150万スイスフラン(約1億5800万円)になることを発表した。これは、スキャンダルで職を追われたジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)前会長の年俸の半分以下の額となる。
FIFAは声明で、インファンティーノ会長、そして初の女性事務総長に就任したファトマ・サムラ(Fatma Samoura)氏と、連盟の報酬委員会とのあいだで給与額の合意が得られたと発表した。
ただし、在職中の会長には、車や住居、毎月2000スイスフランの経費がボーナスとして与えられるため、実際の収入はこれよりも多くなる。
インファンティーノ会長は、年俸がもっと高くなるとのうわさがあったことに言及しながら、「今回のプロセスと私の報酬に関して、誤解と誤認があったことを考えれば、こうしてこの案件が解決し、正式な雇用契約に署名できたことは喜びだ」と話した。
サムラ事務局長の年俸は、130万スイスフラン(約1億3700万円)となり、同氏にも車と経費2000スイスフランのボーナスが付く。両者とも、ボーナスの支払いは2017年からとなる。(c)AFP