【8月25日 AFP】内戦下のシリアで起きた化学兵器攻撃について調査していた国連(UN)の調査団は、うち少なくとも2件の攻撃について、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権の部隊が実施したものだったと断定した。AFPが24日に入手した報告書で明らかになった。

 報告書ではさらに、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」もマスタードガスを兵器として使用したと結論。2014~15年に起きた3件の化学兵器攻撃の実行者が特定された一方で、国連がここ1年にわたり調査を続けてきた他の6件については結論は出されていない。(c)AFP