【8月21日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは20日、第2節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)とノリート(Manuel Agudo Duran "Nolito")がそれぞれ2得点を記録し、ストーク・シティ(Stoke City)に4-1で勝利。シティの新指揮官ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、新天地プレミアで開幕2連勝を飾った。

 16日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のプレーオフ第1戦で、ステアウア・ブカレスト(Steaua Bucharest)に5-0で快勝しているシティは、前半26分に先制のPKを決めたアグエロが同36分にも追加点を奪い、前半を2-0で折り返した。

 迎えた後半、ストークのボージャン・クルキッチ(Bojan Krkic)のPKで1点を返されたシティだったが、ノリートが同41分にプレミア初得点を記録して勝利を確実にすると、終了間際にもゴールを決めてストークにとどめを刺した。

  マヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)前監督が率いた昨季のシティは、リーグ戦過去16試合のアウェーゲームで4勝に終わるなど敵地で結果を残すことができず、チームが優勝争いから脱落する一因にもなっていた。

 しかし、今季のチームは改善の兆しをみせており、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)やドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)で成功を収めたグアルディオラ監督も、プレミアの戦い方に順応しているようにもみえた。

 グアルディオラ監督は試合後、「前半のわれわれは良いプレーを披露していた。何度もゴール前に迫り、1対1の状況を作り出していた」としながらも、「後半もいくつか好機を演出していたが、ラストパスの精度が良くなかった。最後はフィニッシュで終えるようにしないと」と語った。(c)AFP/Pete Oliver