【8月18日 AFP】リオデジャネイロ五輪は17日、ビーチバレー女子決勝が行われ、ドイツのラウラ・ルートビヒ(Laura Ludwig)とキラ・ワルケンホルスト(Kira Walkenhorst)のペアが、開催国ブラジルを下して金メダルを獲得した。ブラジルの騒々しい観客たちに対応するためにドイツのペアは「自己マインドコントロール」を施したと語った。

 世界的に有名なコパカバーナビーチ(Copacabana Beach)の強い風、満員の会場、そして大音量の音楽は、威圧的な雰囲気を作り出していた。だがドイツのペアは平静を保ち、ブラジルに21-18、21-14で勝利した。

 ルートビヒは試合後、2人がマインドコントロール技術を実践し、ブラジルで最も有名な砂浜で試合をしているのではなく、ドイツ国内で戦っていて、騒々しい観客は自分たちを応援しているとイメージしたと明かした。

「かなり騒々しくなるのは試合前から分かっていた」「私たちには、以前に取り組んだ手法、手順があった。私たちはまさにトンネルの中にいる状態で、最初から最後まで実にうまくプレーができた」「私たちは自分たちのコートにいて、ドイツ人の歓声を聞いていた──本当は違うけど、頭の中でね」とルートビヒは語った。(c)AFP