【8月15日 AFP】リオデジャネイロ五輪は14日、サンボドロモ(Sambodromo)で陸上女子マラソンが行われ、エストニア代表のレイラ(Leila)、リーナ(Liina)、リリー(Lily)のルイク(Luik)三姉妹が、五輪史上初の一卵性三つ子として出場した。

 国際オリンピック史学会(ISOH)のビル・マロン(Bill Mallon)元会長は以前、「ルイク姉妹がそろって出場すれば、五輪史上初の三つ子となる」と話しており、五輪では同一大会はおろか別の年を合わせても、三つ子が出場したことは過去に例がない。

 小柄な身長、プラチナブロンドの髪、そして青い瞳に至るまで外見はほとんど同じ30歳のルイク姉妹だが、これまでにメダル候補を脅かすようなタイムを計測したことはなく、3人の中ではレイラの2時間37分が最高記録となっている。

 ルイク三姉妹では、2時間48分29秒を記録したリリーが最高位の97位で、レイラが114位、リーナは途中棄権に終わった。(c)AFP