【8月13日 AFP】リオデジャネイロ五輪は12日、競泳男子100メートルバタフライ決勝が行われ、ジョセフ・スクーリング(Joseph Schooling)が米国のマイケル・フェルプス(Michael Phelps)を破り、シンガポール史上初の五輪金メダルを獲得した。

 第17回アジア競技大会(17th Asian GamesAsiad)王者のスクーリングは、序盤からのリードを守り切って50秒39でフィニッシュし、この種目4連覇を目指したフェルプスを抑え込んだ。

 金メダル獲得数は22のままとなったフェルプスは、チャド・レクロー(Chad Le Clos、南アフリカ)、チェー・ラースロ(Laszlo Cseh、ハンガリー)と驚くべきことに51秒14のタイムで並び、3人で銀メダルを分け合った。

 通算5度目で自身最後の五輪に臨むフェルプスは、13日に行われる4×100メートルメドレーリレーで今大会5個目の金メダルを獲得し、その獲得数を23に伸ばすことを目指す。(c)AFP