【8月13日 AFP】サッカーアルゼンチン代表を引退すると表明していたリオネル・メッシ(Lionel Messi)が12日、母国への「愛情」を理由に今後も代表チームでプレーすることを発表した。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)でプレーする29歳のメッシは、6月に行われたコパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)の決勝でチリに敗戦後、突然代表引退を表明していた。

 メッシはマネジメント会社を通して声明を発表し、「決勝が行われた夜、いろんなことが頭をよぎり、代表引退を本気で考えていたが、母国と代表チームのシャツに対する愛情はあまりにも大きかった」とコメントした。

 メッシが代表引退を表明した直後、多くのアルゼンチンファンがあわてふためき、アルゼンチン代表の指揮官に就任したばかりのエドガルド・バウサ(Edgardo Bauza)新監督は先日、引退を翻意させるためにスペイン・バルセロナ(Barcelona)でメッシと会談を行っていた。(c)AFP