【8月10日 AFP】リオデジャネイロ五輪は9日、柔道男子81キロ級の3位決定戦が行われ、永瀬貴規(Takanori Nagase)は、 ジョージアのアブタンディル・チリキシビリ(Avtandili Tchrikishvili)を下して銅メダルを獲得した。

 決勝ではハサン・ハルムルザエフ(Khasan Khalmurzaev、ロシア)がトラビス・スティーブンス(Travis Stevens、米国)に勝利し、金メダルを獲得。ハルムルザエフは、2016年に行われた試合の連勝を20に伸ばした。

 また、モルドバ出身でアラブ首長国連邦(UAE)代表のセルジュ・トマ(Sergiu Toma)が永瀬とともに銅メダルを手にしている。

 一方、 女子63キロ級では、世界女王のティナ・トルステニャク(Tina Trstenjak、スロベニア)が、決勝でクラリス・アグベニュー(Clarisse Agbegnenou、フランス)を破り、 昨年の世界柔道選手権(World Judo Championships 2015)に続き同階級2冠を達成した。

 2013年の世界女王ヤーデン・ジェルビ(Yarden Gerbi、イスラエル)とオランダのアニカ・ファンエムデン(Anicka van Emden)が銅メダルを獲得し、田代未来(Miku Tashiro)は3位決定戦に敗れメダルを逃した。(c)AFP