【8月10日 AFP】リオデジャネイロ五輪は9日、7人制ラグビー男子の予選が行われ、日本は14-12でソニー・ビル・ウィリアムズ(Sonny Bill Williams)が負傷したニュージーランドを破る大金星を挙げ、大きな衝撃を与えた。

 日本は前半3分、後藤輝也(Teruya Goto)がニュージーランドのリコ・イオアネ(Rieko Ioane)のタックルを振り切ると、そのまま左コーナーに先制トライを決めた。

 対するニュージーランドは即座に反撃を開始し、パス交換から最後はチームの主将スコット・カリー(Scott Curry)がトライを記録して試合を7-7の振り出しに戻した。

 迎えた後半、ニュージーランドはウィリアムズが負傷して交代を余儀なくされたものの、 アキラ・イオアネ(Akira Ioane)のトライで勝ち越しに成功した。

 しかし、日本は副島亀里ララボウラティアナラ(Kameli Soejima Raravou Latianara)のトライで同点に追いつくと、坂井克行(Katsuyuki Sakai)のコンバージョンで2点のリードを奪い、最終的には勝利を収めて世界を驚かせた。(c)AFP