【8月8日 AFP】性的な内容のメッセージや画像を送信する「セクスティング」をする10代の若者では、恋愛関係において暴力を経験する恐れが高いとする研究結果がこのほど報告された。

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 研究では、ノルウェー在住の14~17歳の若者1000人以上を対象に調査が行われ、549人が恋愛の相手がいると回答。相手がいると答えた若者の約3分の1に、画像やメッセージあるいはその両方で、性的なメッセージを相手に送った経験があることが分かった。

 次に研究チームは、セクスティング経験のないとグループとの比較を行い、セクスティング経験者では、平手打ちや突き飛ばし、絞首、硬い物での殴打など、身体的暴力を受けたことがあるとの回答が約4倍近く多いことを突き止めた。

 また、キスの強要からレイプに至るまでの性的虐待行為では、同2.5倍。精神的虐待行為では同3.5倍との結果が得られた。

 研究結果は、公衆衛生専門誌「スカンジナビア・ジャーナル・オブ・パブリックヘルス(Scandinavian Journal of Public Health)」に掲載された。(c)AFP