ワウリンカがリオ五輪欠場、腰のけがが悪化
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【8月3日 AFP】男子テニス世界ランキング4位のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)が2日、腰のけがを理由に、リオデジャネイロ五輪を欠場することを発表した。
ワウリンカは、ロジャー・フェデラー(Roger Federer)とベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic)に続き、テニスのスイス代表では3人目の欠場選手となった。
欠場についてワウリンカは「とても悲しい。リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)に行くことは、大きな目標だったし、北京五輪とロンドン五輪を経験して、リオ五輪にも出場したかったんだ。残念だけど、プレーすることはできない。リオ五輪に出場する全てのスイス代表選手たちの幸運を祈っているし、離れた場所から応援するよ」と語った。
ワウリンカは、準決勝に進出した先週のロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2016)で腰のけがを悪化させていた。
2008年に出場した北京五輪ではフェデラーと組んだ男子ダブルスで金メダルを獲得したワウリンカだが、前回大会のロンドン五輪のシングルスでは、金メダルを獲得したアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に1回戦で敗れていた。
これにより、サム・グロス(Sam Groth、オーストラリア)が繰り上げで出場することが決まった。
ワウリンカらの欠場によって、スイス代表チームでは、残るマルチナ・ヒンギス(Martina Hingis)と女子シングルスも出場するティメア・バシンスキー(Timea Bacsinszky)の女子ダブルスがメダルをかけて挑戦することとなった。(c)AFP
