女子テニス世界16位ベンチッチ、リオ五輪を欠場
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【7月28日 AFP】女子テニス世界ランキング16位のベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)が27日、リオデジャネイロ五輪の欠場を発表した。
先日のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)2回戦を手首のけがのため棄権していたベンチッチは、来月開催される全米オープン(US Open Tennis Championships)へ向けて万全を期すことに集中したいと説明した。
欠場についてベンチッチは、「リオ五輪を欠場するのは、とても胸が痛い。ウィンブルドンから抱えている手首の故障からは回復したものの、当初あったトレーニングの予定からも遅れているので、リオ五輪でプレーする準備が完全にできていない」と語った。
今後のシーズンについては、「これからの数週間、ウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open)、コネティカット・オープン(Connecticut Open)、そして全米オープンに向けて、コーチのメラニー・モリトール(Melanie Molitor)としっかり準備する予定」と説明した。
また、26日には同じくスイス代表としてリオ五輪での活躍が期待されていたロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)もリオ五輪を含む今季残りの全大会を欠場することを発表している。
8月5日に開幕するリオ五輪のテニス競技では、マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)がドーピング違反による出場停止となっており、ビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)は妊娠のため、カロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)とシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)はジカウイルスによる健康不安を理由として、既に欠場を発表している。
男子では、ウィンブルドン準優勝のミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)、世界ランキング8位のトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)が欠場を表明している。(c)AFP
