復帰を目指すナダル、リオ五輪のエントリー種目を2日に決断へ
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【8月2日 AFP】故障による約2か月に及ぶ戦線離脱からの復帰を目指す男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が1日、リオデジャネイロ五輪で3種目に出場するかどうかの決断を2日に下すことを明らかにした。
ブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で1日に初めて練習を行ったナダルは、リオ五輪で男子シングルス、マルク・ロペス(Marc Lopez、スペイン)と組む男子ダブルス、ガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)と組む混合ダブルスの計3種目に出場する予定となっている。
ナダルのコーチで叔父のトニ・ナダル(Toni Nadal)氏は、シングルスを含めたリオ五輪の出場種目について、再検討する必要があることを認めている。ナダルがシングルスの出場を優先するのかについて問われたトニ氏は、「私には分からない。誰が出場するのがスペイン代表チームに最善なのかが重要だからね。明日(2日)までよく考えて、3種目すべてに出場するかどうか決断するよ」と語った。
「明日、大会に誰が出ることがチームにとって良い選択なのか、ラファと一緒にコンチタ・マルティネス(Conchita Martinez)監督と話し合う。その話し合いで出場について正式に決める。3種目のうち、何らかの種目で出場するだろう」
30歳のナダルは、左手首を痛めたことで、全仏オープンテニス(French Open 2016)の男子シングルス3回戦を棄権して以来、実戦から遠ざかっている。トニ氏はナダルの手首の状態について「かなり良くなっている。練習もいつも通りやろうとしているし、強度の高い、良いレベルで練習ができているよ」と話している。
ナダルはリオに到着した際、自身の状態について、まだ本調子ではないとしており、「全仏で棄権してから5週間はプレーしなかった。その後、少しずつ手首を改善していくために、練習を始めた」と述べていた。
「まだベストからはほど遠い。2か月も競技から離れていて、練習も十分にできていないんだ。これから数日間練習してみて、今の自分に何ができるのかを見極めた上で、自分自身、そして代表チームにとってベストな決断を下すよ」
2008年の北京五輪で金メダルに輝いているナダルは、膝のけがで2012年のロンドン五輪を欠場している。今回のリオ五輪では、5日の開会式でスペイン代表の旗手を務める予定だ。
五輪のテニス競技では、多忙なツアースケジュールの影響やジカ熱の不安、故障を理由に世界ランク20位以内のスター選手の多くが欠場を発表している。
すでにリオ五輪欠場を表明しているのは、膝のけがで今シーズンの全休を発表したロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を筆頭に、ミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)、トマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)、ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)、リシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)、ジョン・イズナー(John Isner、米国)、フェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)、ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)らがいる。(c)AFP
