雨天順延で上位陣は3日目スタートできず、全米プロ選手権
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【7月31日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、第98回全米プロゴルフ選手権(2016 PGA Championship)は30日、米ニュージャージー(New Jersey)州スプリングフィールド(Springfield)のバルタスロールGC(Baltusrol Golf Club)で3日目が行われたが、上位選手がスタートできないまま荒天により順延となった。
通算9アンダーで首位タイに並ぶジミー・ウォーカー(Jimmy Walker、米国)とロバート・ストレブ(Robert Streb、米国)、2打差の3位につける世界ランク1位のジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)、さらに1打差の単独5位に立つ、第145回全英オープン(The 145th Open Championship)を制したヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、スウェーデン)らは、雷雨でサスペンデッドとなったためティーオフすることすらできなかった。
29日に行われた第2ラウンドでメジャー最少ストロークに並ぶ63をたたき出したストレブは、「コースはプレー不可のようだ。すべてが水に覆われている。雷が収まろうが関係ないね」と語った。
決勝ラウンドに進出した86人中37人が第3ラウンドを完了しており、プレー再開は31日の午前7時(現地時間)に予定されている。
31日、そして8月1日ともに雷雨の予報が出ている中、大会責任者を務める全米プロゴルフ協会(PGA of America)のケリー・ヘイグ(Kerry Haigh)氏は、最終日も3日目と同じペアでラウンドを行うこと、早い時間帯にスタートして31日に大会を終了させることを決断した。
そうなると、この日第3ラウンドでスコアを5ストローク伸ばして6位タイに浮上したケヴィン・キスナー(Kevin Kisner、米国)が最終ラウンドに臨む中、デイら上位選手は第3ラウンドのプレーをすることになる。
デイとともに3位タイに並ぶエミリアーノ・グリジョ(Emiliano Grillo、アルゼンチン)は、「キスナーのように18ホール回る選手には、少しアドバンテージがつくんじゃないか」とこの判断を危惧している。
ヘイグ氏は今回の状況について「不運」としつつも、「興味をひく面白いものになるだろう」とコメントしている。
今週末はずっと雷雨の予報が続いていたものの、29日の雨による中断が短かったこともあり、ヘイグ氏は第3ラウンドでスリーサムを組んで1番スタートと10番スタートに分けることはせず、全選手を1番ティーからスタートさせることを望んだ。
「選手にとって、1番から順番にラウンドすることが重要だと感じている」
一方で、2005年にパー70のこのコースで優勝を飾ったフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)は、雨に濡れてコースが柔らかくなったことで、今週末にはメジャー最少スコアの62が出ると予想している。
第3ラウンドを2アンダーで終えたミケルソンは、「これからの2日間で誰かが63を破るだろう。グリーンはまっさらだ。パットがどんどん決まる。柔らかいから近くにボールを寄せられる。61や62が出るんじゃないか。この2日で記録は破られる。そうじゃなかったら驚きだ」とコメントしている。
(c)AFP/Jim SLATER