【7月27日 AFP】男子テニスで現在世界ランキング49位のイリ・ベセリ(Jiri Vesely、チェコ)が26日、胸部の痛みを理由として、来月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪の欠場を発表した。

 ベセリは胸部の痛みでブラジルに向かう状態にないことを明らかにし、チェコ通信(CTK)に対して「医師には10日間分の抗生物質を処方してもらったが、出場しても無駄だろう」と語った。

 チェコ代表チームではこれまでに同国の世界ランク最上位のトマス・ベルディハ(Tomas Berdych)、女子のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova)が、ジカウイルスによる健康不安を理由に欠場を発表していた。

 23歳のベセリの欠場により、男子シングルスは現在世界ランキング83位のルカシュ・ロソル(Lukas Rosol)が唯一のチェコ代表選手になる。(c)AFP