【8月5日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のニューヨーク・ニックス(New York Knicks)に所属するカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)は、米国代表として出場するリオデジャネイロ五輪で、男子バスケットボールでは個人歴代最多となる3個目の金メダル獲得を目指している。

 NBAのスター選手が集結した米国代表チームでは最年長となる32歳のアンソニーは、2004年のアテネ五輪で屈辱の銅メダルに終わったものの、2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪では金メダルを獲得した。

 レブロン・ジェームズ(LeBron James)やステフェン・カリー(Stephen Curry)ら、NBAを代表するトッププレーヤーがリオ五輪出場を辞退する中で、アンソニーは通算4度目の五輪代表チーム入りにいち早く名乗りを上げた。「大勢の人たちが俺に『やめておけ、やめておけ』と言っていたが、それを楽しんでいたよ」と明かしたアンソニーは、「金メダルをもう一つ獲得できる機会でもあるし、そのチャンスを逃したくなかったんだ」と語った。

 オールスターゲーム(NBA All-Star Game)に合計9度選出されているアンソニーは、不振にあえぐニックスで2012-13シーズンには得点王に輝いた。アンソニーが2011年に加入して以降、ニックスはプレーオフでシリーズ突破が1度しかなく、過去3年間でもポストシーズンから遠ざかっている。

 その一方で、五輪では米国代表として素晴らしい成功を収めているアンソニーは、「このチームには手応えを感じている」ことを明かすと、「まだ改善すべき点はいくつか残っていて、お互いのプレーに慣れ始めている状況だけれども、このチームを気に入っている」と述べた。「順調に行くこともあれば、そうでないこともある。だけど、それは回数を重ねていけば解決できる」

 NBAで過ごした13年間の通算成績で平均24.9得点、6.6リバウンドという素晴らしい数字を残しているアンソニーだが、ライバル国が過去最高の実力をつけてくる中で金メダルを獲得するのはどれほど難しいかを分かっている。「金メダルを期待されているのは分かっているし、金メダルは欲しいけれど、そのプロセスは簡単じゃない。チームメートには自分たちが世界最高の選手で、それが簡単なことだとは考えてほしくない。なぜなら、現実はそうじゃないからね」

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