【7月23日 AFP】(更新)ドイツ南部ミュンヘン(Munich)のショッピングモールなどで何者かが銃を乱射し、これまでに9人が殺害され、21人が負傷した事件で、警察当局は23日、容疑者は1人で自殺したとみられると発表した。

 ミュンヘンの警察当局はマイクロブログのツイッター(Twitter)に、「自殺した男を発見した。乱射事件の唯一の容疑者だとみられる」と投稿した。

 これに先立ち警察は、ショッピングモールから約1キロ離れた場所で容疑者とみられる男の遺体が発見されたと発表。遺体と一緒に見つかったリュックサックを爆発物処理班が調べていると、独DPA通信が伝えていた。

 事件は22日午後6時(日本時間23日午前1時)ごろ起きた。ミュンヘン市内のマクドナルド(McDonald's)店内で男が銃を乱射し、その後、街頭でも銃撃を続けながらオリンピア・ショッピングセンター(OEZ)に移動。警察では当初、少なくとも3人の容疑者が逃走中とみて市内に特殊部隊を展開し、行方を追っていた。(c)AFP