マルケスがドイツGPで7連勝、総合争いでリード広げる
このニュースをシェア
【7月18日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2016)第9戦のドイツGPは17日、 MotoGPクラスの決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)がポールトゥウィンで優勝した。
レース前に雨が降ったザクセンリンク(Sachsenring)は、選手にとっては難しいコンディションになり、マルケスも序盤は出遅れたものの、ピットイン後に一気に巻き返し、下位クラス時代を含めドイツGP7連勝を達成した。
2位にLCRホンダ(LCR Honda MotoGP)のカル・クラッチロー(Cal Crutchlow、英国)、3位にはドゥカティ(Ducati Team)のアンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)が続いた。
一方、昨季の年間王者でモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)は、15位で獲得ポイントはわずか1点にとどまった。バレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)も8位とふるわず、マルケスと総合優勝を争うライバルたちにとっては厳しい結果に終わった。
大はしゃぎで優勝を喜んだマルケスは、今季の獲得ポイントを計170点にまで伸ばし、122点で足踏みのロレンソ、111点のロッシに大差をつけている。(c)AFP