パンタノ、ステージ優勝で母国ファンを喜ばせる ツール・ド・フランス
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【7月18日 AFP】ツール・ド・フランス(2016 Tour de France)は17日、第15ステージ(ブール・ガン・ブレスからキュロズ、159キロメートル)が行われ、IAMサイクリング(IAM Cycling)のハルリンソン・パンタノ(Jarlinson Pantano、コロンビア)が優勝した。
コロンビアのトップ選手であるモビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)が、ここまでの2週間で調子が上がらない状態が続いているが、この日はパンタノがステージを制し、コロンビアのファンを沸かせた。
ティンコフ(Tinkoff)のラファル・マイカ(Rafal Majka、ポーランド)との争いを制したパンタノは、「信じられない。夢がかなった。この瞬間のためにツールに出場したけれど、本当に勝てるなんて思っていなかった。すごくうれしい」と語った。
27歳のパンタノは、6月のツール・ド・スイス(Tour of Switzerland)では総合4位に入り、好調ぶりをアピールしていた。等級付き山岳が6つある今ステージでは、最後の2つの山岳でそれぞれマイカに振り切られそうになるなど、上りでは分が悪かったが、下りの技術で勝利を手にした。
一方、総合争いではお互いをけん制し合う一日となり、上位の順位に変動はなかった。チームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)は、「誰もアタックを仕掛けてこなかったことには驚いた」とコメントし、総合争いの主導権を保てたことを喜んだ。
「ほかのチームにとって、今日のステージは僕らにプレッシャーをかける絶好の機会だったはず。特に(チームメートの)ゲラント・トーマス(Geraint Thomas、英国)が最後から2つ目の上りでパンクして、僕らは1人少なくなったんだからね」
トレック・セガフレード(Trek Segafredo)のバウケ・モレッマ(Bauke Mollema、オランダ)が1分47秒差で、オリカ・バイクエクスチェンジ(Orica BikeExchange)のアダム・イェーツ(Adam Yates、英国)が2分45秒差でフルームを追っている。キンタナは2分59秒差の総合4位につけている。
10位以内で変動があったのは、BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のティジェイ・ヴァン・ガーデレン(Tejay Van Garderen、米国)のみ。ヴァン・ガーデレンは最後の上りで落車し、1分半ほどをロスして6位から8位へ後退した。(c)AFP