【7月14日 AFP】米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)のシンクタンク、米韓研究所(US-Korea Institute)のジョゼフ・バーミュデッツ(Joseph Bermudez)氏は13日、北朝鮮が1年以内に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の開発に成功する可能性があるとの見解を示した。現実になれば、北朝鮮がもたらす脅威が大幅に増大することになると警告している。

 バーミュデッツ氏は、北朝鮮は「今後12か月以内に、最大射程での実験を試みるか、成功させるだろう」と言明。また、2020年までに8~12発を発射可能な潜水艦ミサイル発射装置を開発する可能性があると付け加えた。

 北朝鮮は、SLBMの発射実験を2014年から繰り返してきた。先週実施した実験では、潜水艦から発射されたミサイルが高度約1万メートルまで到達したが、飛行の第1段階で爆発した。(c)AFP