【4月3日 AFP】北朝鮮の新指導者、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)氏(29)は、10代で留学していたスイスの学校で成績が芳しくなく、学校も欠席しがちだっと、スイス日曜紙ル・マタン・ディマンシュ(Le Matin Dimanche)が伝えた。

 同紙によると、正恩氏はベルン国際学校(International School of Bern)留学時代の1年目に75日間、2年目にも105日間、授業を欠席した。当時の級友によると、正恩氏は「パク・ウン(Un Pak)」の名で在籍し、午後しか登校しない日もあったという。

 当然の結果とも思われるが、正恩氏の自然科学の成績は6段階中「3.5」の成績で落第。数学、文化・社会、ドイツ語の成績も及第ぎりぎりの「4」だった。当初は上級クラスだった英語も中級クラスに移らされた上、ぎりぎりの成績でかろうじて及第した。「5」を獲得した科目は音楽と技術のみだった。

 正恩氏は1983年1月8日生まれだが、スイスの首都ベルン(Bern)の主要言語であるドイツ語のレベルが低かったため、2歳年下の1985年生まれの生徒たちのクラスに編入されていた。(c)AFP