ゴッホが自殺に使用したとされる拳銃を展示、ゴッホ美術館
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【7月13日 AFP】オランダ・アムステルダム(Amsterdam)のゴッホ美術館(Van Gogh Museum)で12日、ゴッホが37歳で死亡するまでの苦悶(くもん)の18か月に焦点を当てた展覧会「On the Verge of Insanity(狂気の瀬戸際)」が報道陣に公開された。展覧会では自身の耳を切り落としたことでも知られるゴッホの精神障害の真実に迫ることを目的とし、ゴッホが自殺に使用したとされる小口径のレボルバー式拳銃も展示されている。
ゴッホは仏パリ(Paris)郊外のオーヴェル・シュル・オワーズ(Auvers-sur-Oise)で1890年7月27日に拳銃自殺を図り、その後戻った宿で死んだとされるが、当時拳銃は発見されなかった。1960年ごろ、オーヴェル・シュル・オワーズの農民が農作業中にゴッホが自殺したとされる現場からさび付いた拳銃を発見した。
展覧会は15日から9月25日まで開催される。(c)AFP