【7月11日 AFP】オーストラリアのマルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)首相は10日、野党・労働党が総選挙での敗北を認めたのに続いて、与党・保守連合(自由党、国民党)の勝利を宣言した。ただ、大接戦により与党は議席を大きく減らしたことから、今後は難しいかじ取りを求められることになりそうだ。

 投票は7月2日に行われたものの、与野党いずれも下院(定数150)の過半数76議席に届かず、開票作業は現在も続いている。しかし、現職のターンブル首相が勝利宣言を行ったことで、どちらが政権を握るか不透明という状態に終止符が打たれる形となった。

 ターンブル首相はシドニー(Sydney)で記者団に対し、「私たちが選挙に勝利した。私たちは成し遂げた」と述べ、労働党のビル・ショーテン(Bill Shorten)党首から首相の再任について祝意を伝えられたことを明らかにした。

 一方で、労働党が下院の議席数を増やし、上院では小政党の議員や無所属の議員が議席を伸ばしていることから、ターンブル首相は新政権発足早々に厳しい政権運営を迫られることになる。(c) AFP/Glenda KWEK