【7月11日 AFP】F1第10戦英国GP(British Grand Prix 2016)を9位で終えたセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が10日、ペースが上がらないフェラーリ(Ferrari)の遅さを嘆いた。

 ウェットコンディションのなか、11番グリッドからスタートしたベッテルは、このレースで最初にスリックタイヤに変更したものの、スピンに見舞われるなど悪戦苦闘し、優勝したメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)に一矢を報いることはできなかった。

 総合優勝4回の実績を持つベッテルはレース後、「全体的に僕らの日ではなかったね。単純に速さが足りなかった。それだけだ」とコメントしている。

「ピットに入るという判断は正しかったと思う。だけどスピンをしたことで多くのタイムを失ってしまった。それでアドバンテージがなくなったんだ。そうなると、誰かを抜いて順位を上げることは難しくなる」

 さえないパフォーマンスを披露したベッテルは、年間総合優勝争いで3位から5位に後退している。

 ベッテルはまた、ウィリアムズ(Williams)のフェリペ・マッサ(Felipe Massa)を抜く際にコース取りを誤ったとして5秒のタイムペナルティーが加算された。

 これについてベッテルは、「彼を意図的に押し出したというわけではない。僕自身もトラックを飛び出していたし、グリップを得られなかったんだ」と説明している。(c)AFP