アルゼンチン代表監督が辞任、協会の「機能不全」で五輪参加も不透明に
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【7月6日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督が5日、辞任を表明した。同国ではスーパースターのリオネル・メッシ(Lionel Messi)が代表引退を表明するなど、リオデジャネイロ五輪を1か月後に控え、チームを取り巻く状況はさらに混沌(こんとん)としている。
アルゼンチン代表は6月に開催されたコパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)決勝でチリに敗れ、さらにその直後にはメッシが代表引退を表明しており、今回のマルティーノ監督の辞任は同国サッカー協会にとってさらなる打撃となった。
マルティーノ監督はアルゼンチンサッカー協会(AFA)を通じて声明を発表し、リオ五輪に出場する18人の選手を集められないほど協会が「深刻な機能不全」に陥っており、五輪代表も兼任する自身とコーチ陣は、これ以上チームを率いることは不可能だとしている。
同国メディアは、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)やインテル(Inter Milan)のマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)といった主力選手の五輪派遣に、所属クラブが難色を示したため、マルティーノ監督は不満を募らせていたと伝えている。
AFAは現在、マルティーノ監督に対する給与が半年間も未払いであることが明らかになり、さらにはルイス・セグーラ(Luis Segura)会長が辞任するなど危機的状況に陥っており、アルゼンチン五輪委員会(AOC)のヘラルド・ウェルテイン(Gerardo Werthein)会長も5日、同国サッカー代表チームがリオ五輪に参加しない可能性は「50パーセントだ」との見解を示している。(c)AFP
