【6月27日 AFP】コパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)は26日、決勝が行われ、王者チリは0-0のまま迎えたPK戦で4-2とアルゼンチンを下し、大会連覇を飾った。

 PK戦でアルゼンチンはリオネル・メッシ(Lionel Messi)とルーカス・ビリア(Lucas Biglia)がミスすると、チリは最後にフランシスコ・シルバ(Francisco Silva)が優勝を決めるシュートを蹴り込んだ。チリは前回大会も、スコアレスで迎えたPK戦でタイトルを手にしている。

 一方、またも呪いに掛かったメッシ率いるアルゼンチンは、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)、昨年のコパに続き主要国際大会の決勝で3連敗となった。アルゼンチンは23年ぶりの国際タイトルを目指していたが、メッシにとって初となる代表でのタイトルはまたもお預けとなった。

 約8万2000人が詰め掛けた米ニュージャージー(New Jersey)州イーストラザフォード(East Rutherford)のメットライフ・スタジアム(MetLife Stadium)での試合は、ブラジル人のエベル・ロペス(Heber Lopes)主審が荒々しい展開の試合を掌握しきれず、両国は前半のうちに一人ずつ退場者を出している。(c)AFP