【7月5日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)は4日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第19シードのドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova、スロバキア)が6-3、5-7、9-7で第3シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)に番狂わせを演じ、準々決勝に進出した――しかし、その快進撃の裏で思わぬ事態に遭遇している。

 チブルコバは故郷スロバキアの首都ブラチスラバ(Bratislava)で、今月9日に婚約者と結婚式を挙げる予定となっているが、格上のラドワンスカに勝利したことで、ウエディングケーキをお預けにしなければならない可能性が浮上した。

 今から9か月前に結婚式の計画を立てていた27歳のチブルコバは、これまで7回も3回戦以下で敗退しており、女子シングルスの決勝戦が行われる9日まで大会に残る可能性はほとんど皆無だった。

 結婚式で誓いの言葉を述べる時間が迫るなか、チブルコバは5日の準々決勝で世界ランク50位のエレナ・ベスニナ(Elena Vesnina、ロシア)を退ければ、教会の通路を歩くことを延期するか決めなければならない。

 チブルコバは「5日の試合に勝った場合、予定を変更することになります。いろいろ慌ただしくなるので、結婚式を延期することになるでしょう」と話すと、「試合後に氷浴しながら、チームには『これでいいわ。これでさらに冗談では済まされなくなってきたわね』と言いました」と明かした。

「まったく問題ありません。この日を選んだのは、自分がそれほどグラス(芝)コートが得意な選手とは考えてもみなかったからです」

 次戦の対戦相手であるベスニナは4日、長年にわたるダブルスのパートナーであり、同選手が昨年結婚した際には花嫁の付添人を務めたエカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova、ロシア)と4回戦で対戦し、5-7、6-1、9-7で勝利している。

 チブルコバがベスニナに勝利した場合、準決勝で当たる可能性が高い第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、第13シードのスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)に7-5、6-0で快勝し、米国の独立記念日を祝っている。(c)AFP/Steven GRIFFITHS