【7月1日 AFP】ブラジルのスポーツ省は6月30日、ブラジル反ドーピング機関(ABCD)トップのマルコ・アウレリオ・クレイン(Marco Aurelio Klein)所長を更迭したと発表した。後任には柔道の元五輪選手、ロジェリオ・サンパイオ(Rogerio Sampaio)氏が就任する。

 1週間足らず前には、リオデジャネイロ五輪のドーピング検査施設が、国際基準に適合していないとして世界反ドーピング機関(WADA)から資格停止処分を受け、尿や血液のサンプル分析によるドーピング検査の実施を全面的に禁止される事態が起きていた。

 だがABCDでは、クレイン所長の更迭はWADAの処分とは無関係で、ジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領の弾劾裁判に伴う政権交代を受けたものだと説明している。

 来週のWADA幹部らによるリオ訪問への対応は、反ドーピング分野に関する経験を欠くサンパイオ氏が担うことになる。(c)AFP