【6月18日 AFP】コパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)は17日、準々決勝が行われ、コロンビアは0-0で迎えたPK戦で4-2とペルーを下し、準決勝進出を決めた。

 イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に所属する守護神ダビド・オスピナ(David Ospina)の活躍により、コロンビアはPK戦でのジンクスを打ち破った。

 最終盤に見事なセーブを見せて失点を防いでいたオスピナは、0-0で90分を終え迎えたPK戦でペルーのミゲル・トラウコ(Miguel Trauco)のシュートを止め、チームの勝利を引き寄せた。

 コロンビアが3人連続で決める中、トラウコがオスピナの牙城を崩せずペルーは流れを失った。コロンビアは続くセバスティアン・ペレス(Sebastian Perez)がネットを揺らし4-2とすると、ペルーはクリスティアン・クエバ(Christian Cueva)のシュートがバーを越え、勝負が決した。

 昨年のコパ・アメリカ(2015 Copa America)準々決勝でPK戦の末アルゼンチンに敗れていたコロンビアにとって、この白星はより心地よいものとなった。

 22日にシカゴ(Chicago)で行われる準決勝で、コロンビアはメキシコとチリの勝者と対戦する。(c)AFP