【5月28日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2016)は27日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第4シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)と第6シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が、対照的な勝ち方でベスト16進出を果たした。

 今大会では、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2016)覇者のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)と、力強さが武器のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が早期敗退を喫しており、ムグルサとハレプの存在は、四大大会(グランドスラム)のシングルスで22度目の優勝を目指すセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)にとって、最も大きな脅威になるとみられている。

 昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)決勝でセレーナに敗れている22歳のムグルサは、この日、第1セットの中盤から9ゲームを連取し、ヤニナ・ウィックマイヤー(Yanina Wickmayer、ベルギー)に6-3、6-0で快勝した。

 一方、一昨年の全仏オープン決勝でマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)の前に涙をのんだハレプは、米国を拠点とする18歳の大坂なおみ(Naomi Osaka)にフルセットに持ち込まれながらも、4-6、6-2、6-3で辛勝した。

 ハレプは試合後、「とてもタフな試合でした。向こうが信じられないようなプレーを見せていたので。若くて才能ある選手ですね」と大坂を称賛すると、「ほんの少し、精神面と経験の差が出たと思います。最後は、われながらよくやりました。再び4回戦に進めてうれしいです」と勝利を喜んだ。

 ハレプは4回戦で、元全米オープン(US Open Tennis Championships)覇者のサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)と対戦することが決まり、ムグルサは、元全仏女王のスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)と激突することになった。(c)AFP