モウリーニョ氏のマンU新監督就任が決定的に、英紙が合意と報道
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【5月27日 AFP】英国メディアは26日、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)氏が、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と新監督就任で合意したと報じた。
23日にルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)前監督が解任されて以来、モウリーニョ氏はユナイテッドと交渉を行っており、昨年12月にチェルシー(Chelsea)の指揮官を解任されたモウリーニョ氏が、ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)で指揮を執ることは確実とみられている。
報道によると、53歳のモウリーニョ氏はまだ契約書にサインしていないとされているが、ユナイテッド側は同氏の肖像権に関する話し合いが決着すれば、27日にも新監督就任を正式に発表する予定としている。
モウリーニョ氏は年俸1000万ポンド(約16億1300万円)の3年契約を提示されたとみられており、これは2年間チームを指揮したファン・ハール前監督の倍額になる。さらに欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)で優勝した場合は500万ポンド(約8億100万円)、プレミアリーグで優勝した場合は250万ポンド(約4億円)のボーナスが支払われると報じられている。
しかし、モウリーニョ氏とユナイテッドが契約を結ぶためにはいくつかの問題をクリアする必要がある。チェルシーは2005年からモウリーニョ氏の名前を商標登録しており、ユナイテッドがさまざまな商品でモウリーニョ氏の名前を使用する際には、チェルシーに使用料を支払わなければならない。
また、モウリーニョ氏は英自動車メーカーのジャガー(Jaguar)、スイス時計メーカーのウブロ(Hublot)と個人契約を結んでおり、米自動車ブランドのシボレー(Chevrolet)、米時計メーカーのブローバ(Bulova)がユナイテッドのスポンサーを務めていることから、契約までにこれの問題も解決する必要がある。
モウリーニョ氏の代理人を務めるホルヘ・メンデス(Jorge Mendes)氏、ユナイテッドのエド・ウッドワード(Ed Woodward)最高経営責任者(CEO)は、これらの問題は解決可能と考えており、モウリーニョ氏の長年の夢だったユナイテッドの監督就任は秒読み段階に入っている。
モウリーニョ氏は26日、ロンドン(London)の高級住宅街ベルグレイビア(Belgravia)の自宅に黒のスーツ姿で帰宅するところが目撃されており、この写真とともに契約合意の一方が大々的に報じられている。
ポルトガル1部のFCポルト(FC Porto)、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)、スペイン1部のレアル・マドリード(Real Madrid)で指揮を執ってきたモウリーニョ氏は、正式に監督就任が決まれば、7月に2試合が予定されている中国ツアーの初戦、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)戦で初めてユナイテッドの指揮を執ることになる。
モウリーニョ氏はまた、これとは別に6月5日に行われる国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)の慈善試合で世界選抜と対戦するイングランド選抜を率いることが決まっており、一足先にオールド・トラフォードのベンチに座ることになっている。
モウリーニョ氏とユナイテッドが合意したとされる5月26日は、モウリーニョ氏がポルトで初めてチャンピオンズリーグを制した日であり、1999年にユナイテッドがアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏の下で3冠を達成した日でもある。(c)AFP