【5月24日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は23日、ルイス・スアレス(Luis Suarez)が前日の試合でハムストリングを負傷したものの、来月1日に開幕するコパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)では、ウルグアイ代表に加わるだろうと発表した。

 バルセロナがセビージャFC(Sevilla FC)を下したスペイン国王杯(Copa del Rey 2015-16)決勝で、スアレスは右太ももの裏を痛めると、涙を流しながらピッチを後にしていた。

 バルセロナは声明で、「23日に行われた検査の結果、ストライカーのルイス・スアレスが、右脚の半膜様筋を負傷したことが判明した」と述べた。

「医療チームの助言に従い、15-16シーズンの得点王スアレスは、バルセロナ(Barcelona)でリハビリを開始する。6月1日には米国でウルグアイ代表に合流し、リハビリの第2段階に入ることになる」

 スアレスは、一昨年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でイタリアのジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)にかみつき、長期間の出場停止処分を科され、3月に代表復帰したばかりだった。

 コパ・アメリカでグループCに入ったウルグアイは、5日の初戦でメキシコと、その後はベネズエラ、ジャマイカと対戦する。

 スアレスは今季、リーグ戦40ゴールで得点王に輝いた。バルセロナのリオネル・メッシ(Lionel Messi)、レアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の両選手が受賞を逃すのは、実に7年ぶりとなっている。(c)AFP