【5月22日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2015-16)決勝は21日、ベルリン(Berlin)のオリンピアシュタディオン(Olympiastadion)で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が0-0で迎えたPK戦を4-3で制し、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)を退けて優勝を飾った。

 120分を通じてどちらのチームもゴールネットを揺らせなかった試合は、迎えたPK戦でドルトムントが2人失敗したのに対し、バイエルンは4人が成功して優勝をもぎ取った。

 今シーズン限りでクラブを去り、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)の指揮官に就任することが決まっているジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、バイエルンでの最後の試合を勝利で締め、ドイツで7個目のタイトルを手に入れて有終の美を飾った。

 バイエルンでは感情を表に出さなさすぎるとたびたび批判されてきたグアルディオラ監督だが、この日は喜びに沸くチームのなかで、涙を見せながら優勝を喜んだ。

 試合後の独スカイ(Sky)のインタビューでグアルディオラ監督は、「PK戦ではどんなことでも起こり得るから、勝ててうれしい。夢のような3年間だった。これからはきっと、選手たちが恋しくてたまらなくなるだろう」と話した。

 トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)は、「すごく激しい試合だった。PKで試合が決まるのはいつも嫌なものだけど、今日は僕らの方が勝利にふさわしかったと思う」と話した。

 一方、8年を過ごし、主将も務めたドルトムントを今季限りで離れ、来季からバイエルンに加入することが決まっているマッツ・フンメルス(Mats Hummels)にとっても、この決勝は特別な試合となったが、こちらは後半34分に脚をつって交代を余儀なくされ、予期しない形で別れの時を迎えている。(c)AFP/Kit HOLDEN