4. 生え抜き選手の存在

 スペインチームの成功の影には、生え抜き選手たちの存在がある。

 そのクラブで育った選手は、クラブの財政を支えるのと同時に、トップ選手を寄せ集めただけでは生まれない一体感やチーム精神を培う。

 スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督は、AFPに対し「スペインのチームは、アカデミー時代から良い関係を育む」と説明した。

「そこから、コーチングのレベルが向上したこともあるが、クラブや代表レベルでの水準も上がった」

5. 経験値の高さ

 ここ10年間でヨーロッパリーグを6回制しているスペイン勢は、どのようにバランスを保ちながら欧州カップ戦とリーグ戦を戦い抜くかを心得ている。

 直近5シーズンの欧州カップ戦で、アトレティコは63試合、レアルが62試合、バルセロナが57試合、セビージャが53試合、ビルバオが52試合、バレンシア(Valencia CF)が48試合をこなしている。(c)AFP/Kieran CANNING