【5月16日 AFP】英マンチェスター(Manchester)のスタジアム「オールド・トラフォード(Old Trafford)」で15日に行われる予定だったイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)対ボーンマス(AFC Bournemouth)の試合が、会場のトイレで不審物が見つかったことを受け、急きょ中止された。会場からは数万人のサポーターが避難。不審物は当局によって爆破処理されたが、後に「訓練用の装置」だったことが判明した。

 マンチェスター・ユナイテッドにとって今季最後となるはずだった試合の開始わずか20分前、警察から不審物の情報が入った。消息筋によると、クラブ職員が競技場内を清掃中、「携帯電話が取り付けられたガスパイプ」を発見。ピッチではすでに一部の選手がウオーミングアップしていたが、避難させられた。

 だが警察の発表によると、その後の調べで、不審物は4日前に民間会社が行った爆発物捜索犬の訓練で置き忘れていたダミー装置だったことが分かった。

 プレミア・リーグによると、マンチェスター・ユナイテッド対ボーンマスの試合は17日夜に改めて実施される。(c)AFP