【5月15日 AFP】ヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ(2015-16 European Rugby Champions Cup)は14日、決勝が行われ、サラセンズ(Saracens)が21-9でラシン92(Racing 92)を下し、初優勝を飾った。

 サラセンズは、オーウェン・ファレル(Owen Farrell)が7本のペナルティーを決め、ダン・カーター(Dan Carter)を擁するラシンを退けた。

 堅い守備と、ファレルの正確なキックが見られた抜け目ないキックゲームがカギとなり、サラセンズは仏リヨン(Lyon)のグラン・スタッド・ド・リヨン(Grand Stade de Lyon)で勝利を挙げたが、試合自体は歴史に残るほど目を見張るものとはならなかった。

 オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のカーターは、どんな形でも試合に影響を与えることができず、目に見えてスピードと接触プレーに苦しみ、キックすることもなかった。その後、カーターは後半2分に交代となった。

 また、カーターとのコンビネーションに定評があったマキシム・マシュノー(Maxime Machenaud)は、脳振とうのため前半中頃にピッチを後にしている。

 両チームとも認識できるゲームプランを実行に移すことに苦しみ、試合は時折、ピッチの中ほどやラックの端で雨で滑るボールを追い掛け、めちゃくちゃな状況となった。

 サラセンズは今大会で、全勝優勝を果たしている。(c)AFP/Luke PHILLIPS