【5月13日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王(79)は12日、女性が聖職に就く可能性を検討する委員会を設置する方針を示した。カトリック教会における長年の難題にまた一つ、切り込んだ形だ。

 法王庁で修道女らとの質疑応答を行った法王は、司祭の一つ下の階級に当たる助祭職に女性が就くことが可能か検討すると約束した。

 法王は以前、カトリック教会の誕生後数百年にわたり存在した女性助祭について専門家らも交えて協議したが、彼女らの役割の詳細や地位は分からなかったという。

 法王は「この点をはっきりさせることは、教会にとって良いことだ」「私は同意している。そのようなことを(実行するよう)話すつもりだ」と述べ、さらに「これをはっきりさせる委員会を設ければ有益だと思う」と付け加えた。

 とっさに飛び出したとみられるこの一連の発言は、米カトリック系週刊紙ナショナル・カトリック・リポーター(National Catholic Reporter)が最初に報道。その後、バチカン発行の日刊紙オッセルバトーレ・ロマーノ(Osservatore Romano)も同じ内容を伝えた。

 助祭はミサや告解を行うことはできないが、聖職者として司祭の代わりにさまざまな職務を行うことができる。一方で、結婚して所帯を持つことは認められている。(c)AFP/Angus MACKINNON