【5月12日 AFP】2014年に相手選手に頭突きを見舞ったSCバスティア(SC Bastia)のブランドン(Brandao)が4月、控訴審で禁錮5月の執行猶予付き判決を受けていたことがわかった。11日、司法筋が明かした。

 ブランドンには2014年11月、禁錮1月の実刑と2万ユーロ(当時約300万円)の罰金の判決が下されていたが、ブランドンはこれに控訴。その結果、禁錮の実刑については減免するとの判決を4月15日に受けていたことが、関係筋の話でわかった。

 ブランドンは、14-15シーズンのフランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)対バスティア戦の試合後、スタジアム内の通路で相手選手のティアゴ・モッタ(Thiago Motta)に頭突きを浴びせ、鼻の骨を折る重傷を負わせていた。

 この件で、ブランドンはフランス・プロサッカーリーグ連盟(French Professional LeagueLFP)から6か月の出場停止処分も受けていた。

 ブランドンはモッタを襲ったことは認めたものの、計画性については否定していた。モッタおよびPSGはこの件について訴えを起こしてはいなかったが、警察が通路の映像を根拠に立件していた。(c)AFP