インテルの4位が確定、守護神は欧州CL出場権を逃し落胆
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【5月8日 AFP】15-16イタリア・セリエAは7日、第37節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)は先制点を挙げたマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)が負傷交代したものの、エンポリ(Empoli)を2-1で退けてリーグ4位が決定し、来季のヨーロッパリーグ (UEFA Europa League 2016-17)にグループリーグから出場することを確定させた。
インテルは前半12分にイカルディの得点で先制すると、エンポリに同点ゴールを許したものの、同40分にイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)のゴールで勝ち越した。
しかし、インテルはこの試合の後半にイカルディが脚を引きずりながら途中交代を強いられ、さらには警告を受けたGKサミル・ハンダノビッチ(Samir Handanovic)とペリシッチが累積警告で出場停止となり、次節のサッスオーロ(US Sassuolo)戦を欠場することになった。
欧州サッカーの最高の舞台に返り咲くことを目指していたインテルだったが、前節の試合でラツィオ(SS Lazio)に0-2で敗れ、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)出場権を逃している。
インテルのロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督は、来季の欧州CL出場権獲得を逃したことが重くのしかかっていることを認め、「われわれが欧州最高の舞台に参加できないのは周知の事実だ。チャンピオンズリーグはインテルが常に出場していなければならない大会だ」とコメントした。
そしてインテルの守護神ハンダノビッチは、数か月前にインテルと2019年6月まで契約延長しているにもかかわらず、クラブとの将来を考えていることを明らかにした。
スロベニア代表で最高クラスのPKストッパーとしても知られているハンダノビッチは、チャンピオンズリーグでプレーし、トロフィーを掲げることを夢見ており、「僕にはインテルとの契約がある。だけど、サッカーの世界では何が起きるかは分からない」と語っている。
「チャンピオンズリーグに毎年出場できないことは、僕にとって大きな打撃だ。チャンピオンズリーグは僕にとって常に大きな目標だからね」
(c)AFP