■錦織は粘るもストレート負け

 トップシードの2選手は共に、決勝までの全試合をストレートで勝ち上がっていた。

 この日、まずまずの立ち上がりを見せた錦織だが、第4ゲームでミスが続いて、ナダルに最初のブレークを許してしまう。

 世界ランク6位の錦織は、ここから力強いフォアハンドを決めるなどして、ブレークバックに成功したものの、第7ゲームでは、ナダルが0-40から巻き返して、サービスキープに成功。

 第10ゲームで再びブレークしたナダルが、6-4で第1セットを先取した。

 迎えた第2セット、ギアを上げたナダルに4-2と先行された錦織だが、ドロップショットなど、巧みなショットでナダルを翻弄(ほんろう)し、ゲームカウントを4-4のタイに戻した。

 ナダルは、第10ゲームで最初のマッチポイントをふいにしたものの、第12ゲームで再びブレークチャンスとマッチポイントを迎えると、最後は錦織のフォアハンドがネットにかかって、ナダルが9度目のバルセロナ・オープン制覇を飾った。(c)AFP