イタリア代表マルキジオ、左膝前十字靱帯で欧州選手権欠場へ
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【4月18日 AFP】イタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)に所属するイタリア代表クラウディオ・マルキジオ(Claudio Marchisio)が17日、左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)を欠場することが確実になった。
ユベントスは17日に行われたリーグ戦でパレルモ(US Citta di Palermo)に4-0で快勝し、今季残り5節で2位ナポリ(SSC Napoli)との勝ち点差を9に広げたが、マルキジオはこの試合で負傷すると、前半16分に担架で運び出された。
ユベントスは試合終了後、MRI検査を受けたマルキジオについて声明を発表したが、その内容はイタリア代表とファンにとって耳にしたくないものだった。
ユベントスは公式ウェブサイトに掲載された声明で「検査の結果、左膝の前十字靱帯断裂と診断された。マルキジオ選手は数日以内に手術を受ける」とコメントしている。
前十字靱帯の断裂からの戦列復帰には半年から9か月ほどかかるとみられ、マルキジオは今夏にフランスで開催される欧州選手権への出場が不可能となり、イタリア代表にとっては大きな打撃となった。
ユベントスとイタリア代表でチームメートのレオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci)は、マルキジオへ向けたメッセージをツイッター(Twitter)に投稿し、「マルキジオは偉大な人物であり、本物のチャンピオンだ。大きな損失だよ」と語った。(c)AFP