歴史を塗り替えたウォリアーズ、目指すはファイナル連覇
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【4月16日 AFP】今季の米プロバスケットボール(NBA)でレギュラーシーズンの最多勝利記録となる73勝を挙げたゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は、リーグに歴史を刻む偉大なチームの仲間入りを果たすべく、NBAファイナル連覇を目指してプレーオフに臨む。
ウォリアーズが誇るシュートの名手ステフェン・カリー(Stephen Curry)は、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)を擁した1995-96シーズンのシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)が記録したシーズン最多勝利数の72勝を更新すると、「俺たちにとってこれがどれほどのものか、誰にも分からない」とコメントした。
しかし、カリーをはじめウォリアーズの選手は、ブルズのようにファイナル制覇を成し遂げることができなければ、偉大な功績もほとんど意味を持たなくなると自覚している。
ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)とのプレーオフ初戦に向けて、「新たな気持ちで」臨むと話しているウォリアーズのスティーブ・カー(Steve Kerr)ヘッドコーチ(HC)は、「当然、正しい形でシーズンを終えたいと思っている」とコメントした。
歴史もウォリアーズに味方しており、過去にレギュラーシーズンで67勝以上を記録した10チームのうち、8チームがタイトルを獲得。また、シーズン69勝以上を記録した1995-96シーズンと1996-97シーズンのブルズ、1971-72シーズンのロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は、いずれもNBAファイナルを制している。
ウォリアーズは、ブルズ超えを目指して消耗している可能性が懸念されたが、プレーオフを目前に控えた13日のメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)戦で125-104で勝利を収め、それは杞憂(きゆう)に終わったようだ。
昨季の最優秀選手(MVP)であるカリーは、昨季自身が記録した1シーズンでの最多記録286本を大きく更新する402本の3ポイントシュートを決めている。
一試合平均30得点以上を記録したカリーはまた、フィールドゴール(FG)で50パーセント以上、3ポイントシュートで40パーセント以上、フリースローで90パーセント以上の成功率を記録した史上9人目となる快挙を果たしている。
ウォリアーズに対しディフェンスの武器に乏しいとみられるロケッツは、ポストシーズン進出チームの中で最もディフェンスが力弱い。
ウォリアーズにとってウエスタンカンファレンスで最大の脅威は、第2シードのサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)になるとみられる。ウォリアーズの快進撃で目立たなかったものの、スパーズは今季のレギュラーシーズンで通算67勝15敗の好成績を記録した。
一方、ベテランぞろいのスパーズがプレーオフ1回戦で対戦するグリズリーズは、故障者が続出しており、ポイントガードのマイク・コンリー(Mike Conley)とセンターのマルク・ガソル(Marc Gasol)という2人の主力を欠いたまま、プレーオフに挑むことになる。
そのほかウエストのプレーオフ1回戦では、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)がダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)を迎え撃ち、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)がポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)と激突する。