【4月11日 MODE PRESS WATCH】アメリカで“最も重要な写真家”と称されるライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)の日本の美術館初大規模個展「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!」が、4月16日から東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。

 25歳でニューヨーク・ホイットニー美術館史上最年少記録の個展を開催して以来、世界中で注目される彼の作品は、登場人物がほとんどヌードなことで有名だ。プロのモデルでない全裸の被写体による予期せぬ動きや“ハプニング”を意識的に取り入れながら、日常の制約や束縛から解放された精神の自由を美しく捉え、私たちの感情に訴えかける。

 本展では、マッギンレー自身が選んだ約50点が初期から最新作までをカバー。中には代名詞的存在である、アメリカ横断旅行を続けながら牧歌的風景を背景に野外撮影した “ロード・トリップ”シリーズや、街の人をスカウトし、スタジオでヌードを撮影した“イヤーブック”シリーズも登場する。この“イヤーブック”シリーズは、ギャラリーの壁面約30メートルを使って、色とりどりの背景のポートレイト500枚を大小さまざまに配置した圧巻のインスタレーションとなっている。

 自由で過激、そして純粋なユートピアの広がるマッギンレーの世界を、ぜひ楽しんでみては。

■展覧会概要
・ライアン・マッギンレー BODY LOUD!
会期:4月16日~7月10日
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
時間:11:00~19:00(金・土は20:00まで/最終入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(5月2日は開館)
入場料:一般1,200(1,000)円、大・高生800(600)円、中学生以下無料※()は15名以上の団体料金
電話:03-5777-8600

■関連情報
・ライアン・マッギンレー BODY LOUD!  公式HP:http://www.operacity.jp/ag/exh187/
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