【4月10日 AFP】男子テニスのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、全仏オープンテニス(French Open 2016)を前に春のクレーコートシーズンの開幕を告げるモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2016)で、1月に負傷した膝の状態を試合の中で確認することになる。

 これまで17回の四大大会(グランドスラム)制覇を遂げているフェデラーは、モンテカルロ・マスターズではこれまで4度の準優勝に終わっている。

 約2か月半ぶりの大会出場を控えてフェデラーは、「期待値はかなり低いが、移行期では良いことだ。自分の立場を見極めて、試合に臨むよ。ただ、試合になれば勝ちたくなるのは当たり前だ。私は選手だから」と語った。

「復帰は本当にうれしい。リハビリが終わってこれ以上うれしいことはない。少しずつの前進だったからね」

 フェデラーは上位シードに入ったことで初戦は不戦勝となる。2回戦では、トーマス・ベルッチ(Thomaz Bellucci、ブラジル)とギジェルモ・ガルシア・ロペス(Guillermo Garcia-Lopez、スペイン)の勝者と対戦する。(c)AFP