【4月8日 AFP】米電気自動車(EV)メーカー、テスラモーターズ(Tesla Motors)は7日、同社初の大衆市場向けEV「モデル3(Model 3)」の予約が発表からわずか1週間で32万5000台に達したことを明らかにした。

 納車は早くて2017年末となる見込み。創業者のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)が米ロサンゼルス(Los Angeles)で3月31日にお披露目したばかりだが、早くも注文が殺到していることが分かった。

 テスラは公式ブログで、モデル3の売り出しに当たっては「これまでの主要製品の場合と異なり広告も出さず、宣伝費もかけていない」と述べ、消費者の関心は完全に有機的に広がったとの見解を示している。

 モデル3の価格は3万5000ドル(約380万円)から。予約には手付金として1000ドル(約11万円)の支払いが必要となる。

 テスラはモデル3を、ゼロエミッション(有害な排出物ゼロ)の車を普及させていく上でカギを握る車種に位置づけている。(c)AFP