■浅田、ワグナーのベテラン勢が見事な滑り

 2位には合計215.39点で米国のアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)が、3位には同213.69点でロシアのアンナ・ポゴリラヤ(Anna Pogorilaya)が入った。

 ベテランのワグナーは、最終滑走で映画『ムーランルージュ(Moulin Rouge)』の楽曲に合わせて情感たっぷりの滑りを見せた。最後のコンビネーションスピンを迎えた場面では、TDガーデン(TD Garden)の満員の観客から大歓声が湧き起こり、音楽はほとんど聞こえなかった。優れた振り付けに七つの3回転ジャンプを織り交ぜたワグナーは、142.23点を手にした。

 ポゴリラヤは大きなミスをすることなく、FSで139.71点記録した。

 SPを終えて首位に立っていたグレイシー・ゴールド(Gracie Gold、米国)は、最初のコンビネーションジャンプで転倒すると、予定していた3回転ルッツが2回転になるなど、いつものような滑りを見せられず、合計211.29点で4位に終わった。

 日本勢は、宮原知子(Satoko Miyahara)が合計210.61点で5位、浅田真央(Mao Asada)が同200.30点で7位、本郷理華(Rika Hongo)が同199.15点で8位だった。

 金メダル候補として大会を迎えた宮原は納得のパフォーマンスを披露したが、5番手に終わった。

 一方、SPで振るわなかった浅田は、「蝶々夫人(Madame Butterfly)」の楽曲に乗せ、洗練された技術で卓越した滑りを見せた。冒頭のトリプルアクセルで何とか着氷を成功させた浅田だったが、3回転を予定していたルッツは2回転になってしまった。(c)AFP