【4月3日 AFP】米大統領選の共和党候補指名争いで首位を走る不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は2日、一番の対立候補であるテキサス(Texas)州のテッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員の妻の写りの悪い写真をリツイート(再投稿)したことについて「間違いだった」とし、後悔していると述べた。トランプ氏が後悔の念を口にするのは珍しい。

 2日付のニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙の記事の中でトランプ氏は、同紙のコラムニストによるインタビューに対し、リツイートについて「あれは間違いだった」、「もし同様のことをしなければならない状況にあったら、投稿していないだろう」と述べた。

 騒動の発端は、先月のアリゾナ(Arizona)州とユタ(Utah)州での予備選・党員集会を前に、反トランプ氏を掲げる政治団体が展開した選挙広告。トランプ氏の妻、メラニア(Melania Trump)夫人(45)がトランプ氏の自家用ジェット機内で、ブリーフケースに腕輪でつながれ、裸で横たわる写真を使用し、「こちらがメラニア・トランプ、米国の次期ファーストレディーです」と書き添えた。

 クルーズ氏はこの選挙広告への関与を否定したが、トランプ氏は、スロベニア系米国人のジュエリーデザイナーで、元モデルのメラニア夫人と、写りの悪いクルーズ氏の妻ハイディ(Heidi Cruz)さん(43)を並べた合成写真を投稿した。

 トランプ氏は、共和党候補指名争いで首位を走っているものの、世論調査によると、女性有権者からの支持は全国的に低迷。違法な人工妊娠中絶をした女性は「罰せられる」べきだと発言して以来、ここ数日、あらゆる方面から激しい非難を受けていた。同氏はその後、この発言を撤回している。(c)AFP