バルサのエンリケ監督、故クライフ氏は「美と結果を共存させた」
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【3月30日 AFP】サッカースペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)を率いるルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督が29日、先日この世を去ったヨハン・クライフ(Johan Cruyff)氏の追悼のためにクラブの本拠地を訪れ、「美しいサッカーと結果の両立」を成し遂げた人物だったと同氏をたたえた。
セルジオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)や主将のアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)らを伴い、本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)に設置されたクライフ氏の追悼スペースを訪れたエンリケ監督は、「クライフについて話すというのは、最高のサッカーについて話すということだ」と切り出した。
バルセロナのトップチームはこの日、午前の練習を終えた後で追悼スペースを訪れ、がん闘病の末に68歳でこの世を去ったクライフ氏を悼み、1分間の黙とうをささげた。
「(クライフ氏は)かけがえのない遺産を残した。所属したクラブの名を不朽のものにする遺産、結果と美しい攻撃の融合したサッカーをね。私たちはそのプレースタイルをまねして、洗練させたいと思っている」
カンプ・ノウに設置された追悼スペースには、28日以降、4万4000人以上の人が訪れ、クラブの元選手であり、後に指揮官を務めたレジェンドの死を惜しんでいる。(c)AFP