W杯ドイツ大会の買収疑惑、証拠無しも「可能性否定できない」
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【3月5日 AFP】ドイツサッカー連盟(DFB)の独立委員会は4日、2006年W杯ドイツ大会招致における不正に関する調査内容を発表し、票の買収を否定できないとの見解を示した。
独立委員会は、いくつかの書類が紛失し、電子ファイルがパスワードで守られ、重要な参考人が協力を拒否したという。一方で国際サッカー連盟(FIFA)も独自に同様の調査を行う中で、参考人が証拠の提出を拒否したとしている。
独立委員会の担当者は、「票の買収の決定的な証拠はないが、その可能性を否定できない」としている。
独ニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)は昨年10月、DFBが2006年大会の招致で買収による票集めを行ったと報道。同誌は2000年にDFBが独スポーツ用品大手アディダス(Adidas)の最高経営責任者(CEO)だった故ロベール・ルイ・ドレフュス(Robert Louis-Dreyfus)氏から1030万スイスフラン(約12億円)を借りて、FIFAの理事24人のうち、アジア出身の4人の買収に使用したと報じていた。
2000年にドイツは、1人が棄権した決戦投票で12対11と南アフリカを破り、W杯の開催権を獲得した。(c)AFP