ブリー・ラーソンのオスカー用ドレス、決め手は色と真珠のベルト
このニュースをシェア
【3月7日 MODE PRESS】先月28日に開催された第88回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式で、映画『ルーム(原題、Room)』での演技で主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン(Brie Larson、26)は、カスタムメイドの見事なブルーのグッチ(Gucci)のガウンでレッドカーペットに登場した。
ブリーのスタイリストのクリスティナ・アーリッヒ(Cristina Ehrlich)が、この華やかなドレスの着想の源と、制作過程のエピソードを明かした。
制作にどれだけ時間がかかったかという質問に、「クリスマスの前に始めた」と答えたクリスティナ。「私たちはこれまで、毎回のレッドカーペットでのドレスをいわば別々の『パフォーマンス』として見てきて、その都度、何か新しいことに挑戦する機会だと捉えてきた」と語った。
床に付く長さのドレスをデザインしたのはグッチの新クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)。ブリーは「新鮮な何か」を望んでいたので、この人選は重要だった。
クリスティナは「私たちにとって、新鮮味のあるデザイナーとタッグを組むことが重要だった。アレッサンドロはこれまでにアカデミー賞関連のデザインはしたことがなかったし、ブリーと同様、グッチにとっても新顔だった。ブリーはレッドカーペット上での女優としての自分を手探りしている段階で、かつアカデミー賞授賞式も初めてだった」と付け加えた。
そして、ブロンド美女のラーソンが瞬時に気に入ったのが、このドレスのロイヤルブルーの色合いと、ウエストにきつめに巻かれた真珠のベルトだった。
クリスティナは英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)に対し、「私たちの最初のインスピレーションは色だった。ブリーはすぐに気に入ってくれたので、そこから、アレッサンドロとグッチと組むことに決めた。それは本当の意味の共同作業で、お互いを尊重する努力の賜物だった」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS